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韓国船沈没事故「セウォル号」船長に懲役36年=殺人罪認めず [国際ニュース]

韓国南西部の珍島沖で起きた
客船「セウォル号」沈没事故で、
乗客らへの救助措置を怠ったとして、
殺人罪などに問われていた
船長、イ・ジュンソク被告ら
運航担当乗組員15人に対する
判決公判が11日、光州地裁でありました。

林正※(※=火ヘンに華)裁判長は、
イ被告に懲役36年を言い渡しましたが、
殺人罪は認めませんでした。

起訴状によると、
イ被告らは、事故後に乗客らの救助を
主導する義務があったのに、
必要な措置を取らず、
自分たちの身の安全を優先しました。

「乗客らを放置すれば死ぬかもしれない」
と認識しながら、自分たちが先に脱出し、
乗客らを死亡させたとして、
不作為の殺人罪に問われていました。

イ被告は殺意はなかったとして、
殺人罪については否認していましたが、
検察はイ被告に対し死刑を求刑。 

判決では殺人罪には問われなかった
ということですね。

韓国では、つい最近
コンサート会場で換気口の蓋の上に
登った観客が落下する事故もありました。

命が軽んじられるような事が
あってはなりません。

事故は完全には防げないかも
しれませんが
人災の可能性が高いのなら
責任者の意識を改革して
未然に防げる事は
徹底して防ぐ手立てを!

安全第一という
基本を見直して欲しいですね。



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