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丹沢母子水難 [主要ニュース]

夏休みを楽しむ家族が乗った四輪駆動車が濁流にのまれました。

神奈川県山北町のキャンプ場で起きた水難事故ですが、家族4人のうち3人が犠牲となった惨事はなぜ起きたのか?

現場にいた利用者らに当時の状況を聞きました。

被害にあった家族がテントを張っていたのは、キャンプ場のメイン施設の対岸にある「4WD専用サイト」と呼ばれるエリアです。

普段は足首ぐらいの浅瀬を車で渡って行く場所で、いわゆる中州になっているところです。

事故があったキャンプ場と隣接した場所でテントを張っていた、横浜市内の40代の男性会社員は「午後7時半から8時半ぐらいまでの間に、前が見えないぐらいの雷を伴った、ゲリラ豪雨のような激しい雨が降ってきた。(事故に遭った家族は)日中はテントの横に車を置いていたようだが、午後7時45分から8時ごろまでの間に、別の場所から迎えに行く様子が見えた。午後9時過ぎに消防や警察の車がたくさん来て、事故があったことを知った。車で渡って行く場所は、事故があったころは1メートルぐらいまで水位が上がったように見えた」と話していました。

車は激流に流され、約30メートル下流で横転しているのが見つかっています。

キャンプにきていた別の客は「無理して川を渡らず、テントに残っていれば助かったかもしれない。横転した車は、最初は後部のタイヤしか見えなかった」と話していて、家族4人でキャンプに来た川崎市の会社員(35)は「雨が降る1、2時間ぐらい前から雷が鳴ったので、荷物を車に避難させて様子を見ていたが、ゲリラ豪雨で怖いぐらい前が見えなかった」と振り返っていました。

一般的に考えれば、中州にテントを張ると言うことは、こういう天候の変化などでの増水などを念頭において、避けることが常識だと思いますが、そういう意識がなかったのか?

大雨が降ってきて一気に川の水かさが増したんでしょうが、その場で助けを待つとか、他の判断はできなかったのか?

父親の男性一人だけが助かり、奥さんと子供二人が犠牲となってしまいましたが、取り返しのつかない、悔やんでも悔やみきれない事故です。

夏休みの楽しい家族行事が最悪の結果になってしまいました。


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